【Summer Re:fresh】若いだけで連戦連勝
「かすかに、君だった。」で真っ先に思い出すのがツアーでもリリイベでもTikTokでもなく、カラーチェンジ企画で名前を間違われたハガキの残念なオタクです。この時期は個人的にめちゃくちゃしんどかったけど、でもこのツアーが楽しかったのは間違いない!足を踏み入れないと知ることができなかった風景。ショーではなく、アトラクション。その先で見た景色は、絶景でした。
Summer Re:fresh ~かすかに、君だった。~
「M!LKハウスにご招待」をテーマに掲げた今回のzeppツアー。スクリーンに映る家の扉が開くと黄色い歓声が。今回のツアーの軸となる最新シングル曲「かすかに、君だった。」をさわやかに歌い届けた。続いて、ここまでの葛藤と未来への希望を描いた「My Treasure」へ。メリハリのある躍動的なフォーメーションダンスで躍動し熱狂を引き上げる。間髪いれずに「完全S・S・D」のイントロが聴こえる沸く会場。メンバー自身も選曲に携わってこのツアーで披露してくれたのは本当に嬉しかった!当時を思い出させるかのようで、歌声とパフォーマンスに自然と感情を乗せられたのもポイント。フル尺だったのも思わぬ出来事だった。曲の終わりに”ふ~”や”拍手”がありファンとの一体感が高まっていく。
大きな盛り上がりをしてほしい!と煽り披露したのは「テルネロファイター」。み!るきーず凄いとリーダーから絶賛されるほどコール&レスポンスも息ピッタリで、その掛け声の大きさは鼓膜を突き破らんばかりだ。モニターには、メンバーの仲睦まじいオフの映像が流れる。サビは一緒に踊ろうの文字と共にメンバーの踊る様子が。遊び心満載の振り付けに、笑顔がこぼれた。
燕尾服とシルクハットで再び登場し、「パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ」で大人の魅力をアピール。素早くセットをチェンジし、ステージは高校の教室に。「反抗期アパンチュール」で今しか出せない泥臭さを体現した。「男子スイーツ部発足します」と「僕の枕ちょうだい」と懐かしの曲のメドレーが続き、5年の軌跡を重んじるものに。
懐かしの曲に話を咲かせたMC明け一発目に選んだのは5人の頃からの名曲「星空スコープ」だった。真っ直ぐな想いの籠もったユニゾンは、彼らの成長を現在進行形で感じさせてくれる。
アンコールの幕開けを飾った「めちゃモル」ではユーモアな笑いが生まれ、これまでのM!LKのイメージを一新するロックナンバー「SAY YEAH」はスタンドマイクを使って無邪気に暴れ回る。ラストの「Brave Saga」は元気いっぱいの煽りから始まり、会場全体をも巻き込むパフォーマンスで熱気を引き上げた。
まとめ
大切な過去を今につなげて明るい未来に向かうライブはRe:freshそのもの。バリエーション豊かな緩急をつけた構成で観客を引き込んでいき、あんなにも広い空間の空気を塗り替えられたんだろうな。7人になって良かった!って感じたし、これからが楽しみにもなったツアーでした。
▼セットリスト
- かすかに、君だった。
- My Treasure
- 完全S・S・D!
- テルネロファイター
- 愛と合図
- パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ
- 反抗期アバンチュール
- 男子スイーツ部発足します
- 僕の枕ちょーだい
- パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ
- 星空スコープ
- TOUCH THE SUN
- サマーガンバ!!
- MAGIC CARPET
- Over The Storm
- ジャングリズム
- ボクノアカシ
- May
- Around The World
- めちゃモル
- SAY YEAH
- Brave Saga